夢が、現実味を帯びてきた。楽天がヤンキースからFAとなった田中将大投手(32)の獲得調査を本格化させることが16日、分かった。
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ヤンキースは今オフ最優先事項のラメーヒューと6年総額9000万ドル(約94億5000万円)で再契約、元サイ・ヤング賞投手のクルバーと1年1100万ドル(約11億6000万円)で合意した。また主砲アーロン・ジャッジ外野手(28)と1017万5000ドル(約10億7000万円)で再契約した。
コロナ禍の今季、ヤ軍は補強資金を節約し、ぜいたく税を避けるための上限2億1000万ドル(約221億円)に収めるとみられる。データサイト「ファングラフス」によると残りは約260万ドル(約2億7300万円)しか使えないこととなる。大出費により、米メディアは田中残留の可能性がほぼなくなったようだと伝えている。
ただ、MLBのFA先発投手市場は動きだしたばかりで、田中にはメジャーに残留の選択肢も残る。最近ではパドレスが調査を開始したと報じられ、メッツ、ブルージェイズ、レッドソックスなども興味を示したと伝えられた。
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