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Thursday, July 27, 2023

浜松・西区で工業用地計画 47ヘクタール造成 地権者、市に援助 ... - あなたの静岡新聞

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 浜松市西区西鴨江町の土地約47ヘクタールの有効活用と事業用地の造成を目指し、同地区の住民が「西鴨江台地区画整理準備委員会」を組織し、市に27日、事業化の第一歩となる技術的援助を申請した。山林や農地を切り開いて大規模工業用地とする。既に大手自動車メーカーや物流関連などの開発事業者から問い合わせがあるという。関係者への取材で分かった。

現在は山林や農地が広がっている工業用地造成の計画予定地周辺=27日午後、浜松市西区西鴨江町
現在は山林や農地が広がっている工業用地造成の計画予定地周辺=27日午後、浜松市西区西鴨江町
西鴨江町の土地区画整理事業予定地
西鴨江町の土地区画整理事業予定地
現在は山林や農地が広がっている工業用地造成の計画予定地周辺=27日午後、浜松市西区西鴨江町
西鴨江町の土地区画整理事業予定地

 対象エリアはイオンモール浜松志都呂の北東側で、西鴨江町と志都呂町、神ケ谷町にまたがる区域。西側には浜松技術工業団地が近接する。工場建設用の区画や調整池、道路などの建設を見込んでいる。
 地権者は、市の支援を受け、組合方式で用地を確保する土地区画整理の手法を採る。自動車用リチウムイオン電池の工場立地につながった湖西市の浜名湖西岸土地区画整理事業と同じ手法で、工業用地の造成では浜松市内で初めて。申請が市に認められれば、正式な組合設立に向けた準備や造成を請け負う事業者選定など、作業を本格化させる。
 同市は2017年に分譲を始めた第三都田地区工業用地(北区)の完売後、まとまった工業用地が不足している。関係者によると、西鴨江町などの住民有志が15年以上前から協議を重ね、約250人の地権者の大半から仮同意を取り付けた。一時は宅地化も検討されたが、市内で工業用地が不足する現状や、東名高速道浜松西インターチェンジから直線距離で約6・5キロとアクセスの良い特性も踏まえて工業用に絞った。

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