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Sunday, February 13, 2022

産業用ロボットの加工経路を自動生成する技術「自動ティーチング」の国内特許を取得 - PR TIMES

takmaulaha.blogspot.com

■本技術開発の背景
 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、製造現場では労働力不足や作業の効率化が必要とされています。加工・品質検査・仕分け等については自動化・省力化は進んでいるものの、産業用ロボットに対する加工経路のティーチングは、実際に動かしながら行う「インラインティーチング」と、パソコン上でプログラムを作成する「オフラインティーチング」がいずれもティーチング作業に⻑時間要しており、生産ラインに組み入れる際に微調整が必要となるなど人手に頼っていることが多く、作業者の負担は軽減されていない状況にあります。
 日本省力機械の「自動ティーチング」技術では、独自の数学的アルゴリズムを活用し、加工位置を数10秒から数分程度の短時間で産業用ロボットが把握することが可能となるため、ティーチング作業が大きく削減されます。非接触センシング技術で、把握したワークの断面形状のデータを基に独自のアルゴリズムで加工位置を判断し、加工経路を自動で生成できます。弊社の自己ならい加工技術と共用することにより、熟練作業者の技能・経験、CADデータに頼らない高精度加工を実現しました。国内特許を取得済みで、現在、米国と中国、欧州では国際特許を出願中です。

■将来展望
 非接触センシング技術を使うため、大きさや形状、材質が異なるさまざまな加工対象物(ワーク)に対応可能であり、部品のバリ取りや研磨、溶接、シーリングなど多様な加工に利用が見込めます。
当社は、年内にもこの技術を組み込んだ産業用ロボットの製品を発売するとともに、将来はAI技術と組み合わせ、加工システム全体の知能化にも取り組む予定です。
 日本省力機械では、今後、このような様々な技術を組み合わせることにより、従来手作業で行われていた工場におけるあらゆる作業の省人化・無人化を通じて、製造業における人手不足の解消、作業者の負担軽減に貢献していきます。


詳細はこちら
https://www.n-s-k.co.jp/automation-path.html

企業情報
URL:https://www.n-s-k.co.jp/
日本省力機械株式会社
代表取締役 田中 章夫
群馬県伊勢崎市福島町173番地

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