レッドソックスの地元紙「ボストン・グローブ」も驚き隠さず
■Rソックス 4ー3 エンゼルス(日本時間15日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でのレッドソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。6回の第3打席で、泳ぎながらもグリーンモンスターを越える11号ソロを放った。初回の第1打席には、左翼フェンス直撃の二塁打も。圧倒的な打棒に、レッドソックスの地元紙「ボストン・グローブ」も諸手を挙げて激賞している。
この日からレッドソックス本拠地での3連戦。同紙は「メジャーリーグで最も魅力のある選手がフェンウェイパークに帰ってきた。偉大なマイク・トラウトには大変申し訳ないが、それはショウヘイ・オオタニだ」と綴り、注目度の高さをうかがわせた。体勢を崩されながらも“名物”を越えた衝撃の一発についても「片手でひょいっと打ってグリーンモンスター席の2列目に飛び込んだ」と驚きを隠さなかった。
11本塁打は、ブレーブスのアクーニャJr.の12発に次いでメジャー2位タイにつける。投げても5試合で1勝ながら防御率2.10。さらに同紙は、100マイル(約161キロ)超を今季9回記録しているのは先発投手の中ではメジャー3番目に多いという点も触れている。二刀流での躍動は、エンゼルスが夢見ていたものだと言及し、「デンバーでのオールスターゲームでは、オオタニは1回表に打席に立ち、裏には登板するかもしれない」と期待を膨らませた。
一方で記事では、この日の試合で7回に逆転2ランを放ったダルベックがアリゾナ大時代に二刀流選手だったことも紹介。投手としては72試合に登板し、17勝18敗7セーブ、防御率2.65、打者としては716打席で打率.282、24本塁打、123打点だった“元二刀流”は、大谷への思いをこう語っている。
「特別な選手。特別な才能の持ち主だ。チームメートとしても、良い人そうだし。彼が能力を遺憾なく発揮している様子は見ていてとてもクールだね」
敵地の地元紙や敵軍選手すらも魅了してしまう大谷の二刀流。予想だにしない可能性はどこまで広がっていくのか、全米が注目していくことになりそうだ。
(Full-Count編集部)
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