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Friday, May 7, 2021

ブラザー工業、純利益51%減 21年3月期 - 日本経済新聞

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ブラザー工業が7日発表した2021年3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前の期比51%減の245億円だった。業務用の印刷機器事業でのれんの減損損失として272億円を計上した。「未定」としていた期末配を1株33円として、年間配当は60円と前の期と同額にする。

同日の記者会見で、佐々木一郎社長は減損の理由について「コロナ禍で高額品の購入意欲が減っている。市場のスローダウンはしばらく続く」と話した。

売上高にあたる売上収益は1%減の6318億円。衣料品の需要が落ち込んだため工業用ミシンが低調でカラオケ関連機器も落ち込んだ。一方で新型コロナウイルス禍で在宅勤務や在宅学習が広がり、家庭用の小型複合機やプリンターの底堅い需要が続いたうえ家庭用ミシンも大きく伸びた。

22年3月期は連結売上収益を前期比1%減の6260億円、純利益は73%増の425億円を目指す。複合機やプリンターの需要が減る見通しだが、工業用ミシンや工作機械が回復するとみている。年間配当は横ばいの年60円を計画している。

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