20位で出た渋野日向子（22＝サントリー）は、6バーディー、1ボギーの67で回り、通算6アンダーと5つ伸ばしてホールアウト。5位タイにつけた。パー5の4ホールは全てバーディーだった。

ホールアウト後の会見では「パー5を取れたので80点ぐらい。残り20点は、3パットのボギーとか、その他もあったので。久しぶりのパー5で全部バーディー。たぶん明日、2キロぐらい太ってると思う」と、うれしさから、この日の夕食を大量に摂取するかもしれないと、冗談交じりに笑顔で話した。

今大会からウェッジを従来の2本から4本に倍増した。「スタッツを見ると、パー5のバーディー率が低かった。マネジメントの必要性を感じた」と、理由を語った。“攻めのゴルフ”が代名詞だった渋野だが「また新しい、そういう攻め方があると知った。変化すること、新しいことに挑戦することにネガティブな印象はない。むしろ楽しんでやっている」と、前向きに話した。

大会直前には、自身のYouTubeチャンネルで、今大会で予選落ちする夢を見たと明かしていたが「正夢にならなくてよかった」と、予選通過を決めて、胸をなで下ろした。さらに、ホールアウト時点では5位につけていたとあって「悪くない位置にいるので、上位の争いを楽しみながら、自分のやるべきことをやっていきたい」と、決勝ラウンドでの優勝争いに名乗りをあげた。

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