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レスリング女子で五輪4連覇した伊調馨（36＝ALSOK）が6日、オンラインで開催された「日体大 女性スポーツフォーラム2021」に講師として参加し、昨年に子宮筋腫の手術を受けたことを明かした。
月経とコンディショニングをテーマとした座談会で「公の場では初めて言うんですけど」と告白。東京五輪を目指して練習を再開した18年に発覚したといい「筋腫が大きくなってきて出血量も増えて、初めて貧血にもなりだした」。五輪代表選考大会も控えていたためピルによる治療を選択し、五輪出場を逃した後の昨年に手術を受けた。「540グラム取れたんですよ。これを早く取っていれば540グラム食べられたんだなって」と笑って振り返り、「そういう意味でも婦人科に定期的に通って、先生とも相談していたらここまでにはならなかったのになと思う」と検査の重要性も説いた。
また、日体大女子レスリング部を指導する上での選手との接し方やアプローチ方法などについても語り、「自分の経験からすると、もう少し自分の体と向き合っていればパフォーマンス向上の部分で早いうちから気付けたと思う部分がある。向き合った上でどうすれば良いのか、パフォーマンスを上げるにはいろんな要因があると学生には伝えたい」とアドバイスした。
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