今季からJ1で戦う徳島ヴォルティスは15日、スペイン出身のダニエル・ポヤトス新監督(42)の来日のめどが立たず、チームが始動する18日に合流できないと発表した。新型コロナウイルス対策として、政府が外国人プロスポーツ選手らの新規入国を2月7日まで一時停止したため。入国後も2週間の自主待機が必要となり、チーム合流は早くても開幕戦(2月27日)直前になる見通し。
チームは18日から23日まで高知市で1次キャンプ、25日から2月7日まで宮崎市で2次キャンプを行う予定。スペイン出身のマルセル新コーチ(38)も同様に入国できず、2人が不在の間は徳島在籍11年目を迎え、昨季のJ1昇格を支えた甲本偉嗣ヘッドコーチがチームを統括する。
岡田明彦強化本部長によると、ポヤトス新監督は現在、スペイン・バルセロナに滞在。チームとは頻繁に情報交換しているほか、選手のプレー映像を見て特長を把握し、トレーニングプランを練っているという。キャンプ期間中もチームが練習の様子を映像で送り、進ちょく状況を共有する。
岡田強化本部長は「昨季の主力選手、コーチングスタッフがほぼ残ってくれたので、これまで積み上げてきたことを継続しつつ、課題を克服していく。やろうとしていることは新監督とも共有できており、現状でやれることに力を尽くしたい」と話している。
ポヤトス新監督は「私たちはJ1定着を成し遂げるための最適なチームづくりをしていくためにさまざまな手段を使いながら動いている。ファンの皆さんが心配しないことを願う。難しい状況だが、より団結して試練を共に乗り越えていきましょう」とコメントした。
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