<スピードスケート:全日本選手権>◇29日◇明治北海道十勝オーバル◇女子1000メートルほか
女子1000メートルで高木美帆(26=日体大職)がリンク記録を更新する1分14秒02で優勝した。
前日28日の500メートル、3000メートルに続く3冠目。自身が2年前の同大会でマークしたリンク記録1分14秒44を0秒30上回ったが「体の状態や昨日の結果的に(1分)13秒が出ていてもおかしくなかった。昨日の3000メートルより達成感を得られなかった」と、納得できない様子だった。
3000メートルは国内最高とリンク記録を更新しての優勝。満足感も見せていた。「3000メートルにイメージを引っ張られている可能性がある。スイッチを切り替える方法をもっと追求していかないと」と、前日の好調を生かし切れなかった悔しさをにじませた。
最終日30日の1500メートル、5000メートルへ「この感じだと大丈夫」と、出場に意欲を見せる。5冠達成して年内を締めくくる。
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