25日のロンドン金属取引所（ＬＭＥ）の工業用金属相場はまちまち。中国指導部が経済への支援強化を打ち出したことを受け、アルミニウムが上昇した一方で、パウエル連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長の発言を前に銅は下落した。
中国は24日、 歳出拡大を可能にするため予算修正を行った。同国が年度途中に予算を修正するのは異例で、景気回復の持続を重視する指導部の姿勢が浮き彫りになった。今回の計画には10－12月（第４四半期）に１兆元（約20兆5000億円）相当の国債を追加発行することが含まれ、調達資金は災害救助や建設の支援に充てられる見通し。
ＬＭＥではアルミのほか亜鉛も上昇したが、銅は値下がりし、１ドル＝8032ドルで終了した。
原題： Metals Trade Mixed on China Construction Support, Fed Angst、LME 3-Month Copper Closes Lower; Tin Rises （抜粋）
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