物価上昇への対応が焦点となることしの春闘は、１５日が集中回答日です。
北九州市にある産業用ロボット大手の「安川電機」は、基本給を底上げするベースアップに相当する賃金の引き上げについて組合側の要求どおり、過去最大となる、月額７０００円で満額回答しました。
安川電機の春闘は、組合側がベースアップに相当する賃金の引き上げについて月額７０００円を要求していましたが、関係者によりますと、１５日、経営側は満額で回答しました。
具体的には、月額５０００円に加え、福利厚生で使えるポイント２０００円分を付与するとしています。
満額の回答は初めてで、ベア７０００円の水準は組合が結成された１９４５年以来、最高です。
ベースアップと定期昇給分をあわせると月額１万６０００円余りで、５％程度の引き上げになるとしていて、この水準も、過去最高だということです。
今回の賃上げの理由について安川電機は、記録的な物価上昇への対応だとしているほか、今年度の営業利益が過去最高の見通しになっていることも、背景にあるとしています。
１５日は春闘の集中回答日で、政府が物価上昇を超える賃上げを求める中、九州でもベースアップなどの賃上げを決める企業が相次いでいます。
からの記事と詳細 ( 産業用ロボット大手の「安川電機」 ベア７０００円の満額回答 ... - nhk.or.jp )
https://ift.tt/kMnUzgl
No comments:
Post a Comment