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Thursday, March 23, 2023

「第15回フクオカRuby大賞」、「福岡県ITスタートアップビジネス大賞2023 ... - 福岡県庁ホームページ

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「第15回フクオカRuby大賞」、

「福岡県ITスタートアップビジネス大賞2023」、

「第34回ISTSプレイベント 小中学生プログラミングコンテスト」

大賞及び県知事賞 受賞者が決定!~福岡県庁で表彰式を行います!~

 福岡県では、産学官で構成する「福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議(※1)」を推進組織として、国産のプログラミング言語「Ruby(※2)」を核としたソフトウェアの振興およびITスタートアップの支援(※3)に取り組んでいます。

 この度、Rubyによる優れたプロダクトを表彰する「フクオカRuby大賞」及び県内のNo.1 ITスタートアップを表彰する「福岡県ITスタートアップビジネス大賞」の大賞及び福岡県知事賞受賞者が決定しました。

 また、令和5年6月に久留米市で開催予定の第34回「宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)(※4)」に向けて、県では地元の機運醸成のための各種イベントを実施しています。この一環として、プログラミング教育アプリ「スプリンギン(※5)」を活用した「宇宙」をテーマとする「小中学生プログラミングコンテスト」を実施し、こちらも大賞及び福岡県知事賞受賞者が決定しました。

 3月28日に服部知事と各審査員長が出席し、今年度のコンテストの大賞及び福岡県知事賞受賞者の表彰式を行いますので、お知らせします。


1 表彰式について

・日 時 令和5年3月28日(火曜日)14時00分~14時45分

・場 所 特別会議室(県庁行政棟8階南棟) 

・出席者

(受賞者)

 (1)「小中学生プログラミングコンテスト」 大賞及び県知事賞受賞者

    松尾 燈一(まつお ともかず)さん

 (2)「フクオカRuby大賞」 大賞受賞者 

    JUKI(ジューキ)松江(株) 顧問(前代表取締役社長) 和田 英昭(わだ ひであき)氏

 (3)「フクオカRuby大賞」 県知事賞受賞者

    weee(ウィー)(株) 代表取締役社長  宗 大介(そう だいすけ)氏

 (4)「福岡県ITスタートアップビジネス大賞」 大賞及び県知事賞受賞者

    (株)thestory(ジストリー) 共同代表 山本 遼太郎(やまもと りょうたろう)氏

(審査員長)

 (1)「小中学生プログラミングコンテスト」及び「フクオカRuby大賞」 まつもと ゆきひろ氏

 (2)「福岡県ITスタートアップビジネス大賞」 勝屋 久(かつや ひさし)氏

・内容

 (1)各コンテスト表彰式

   ・受賞者プレゼンテーション

   ・大賞及び県知事賞の贈呈

   ・審査員長 講評

 (2)服部知事挨拶

 (3)歓談

 (4)写真撮影

      ※ 表彰式終了後、受賞者が取材に応じます。


2 受賞者・受賞企業の概要について

〇第34回ISTSプレイベント「小中学生プログラミングコンテスト」

ISTSプレイベント「小中学生プログラミングコンテスト」は、県内の小学校高学年及び中学生が、学校でのプログラミング教育を通じて習得した知識や技能を発揮し、プログラミングへの更なる意欲を醸成することを目的とし、「宇宙」をテーマに開催。

【大賞及び県知事賞受賞作品の概要】

【Great Space Adventure(グレート スペース アドベンチャー)】

  • ロケットやオリジナルキャラクターを操作し、悪い宇宙人に盗まれたお宝を取り返すゲーム。ストーリーを進めながら7つのゲームに挑戦する作品。 
  • 「自作した効果音や画面パーツがよくできている」、「ゲームのバリエーションが豊富で長く遊べる」、「内容やロケットの打ち方等、一つ一つの設定、動きが凝っている」といった点が高く評価。

【大賞及び県知事賞受賞者】

松尾 燈一さん(小学6年生)

〇第15回フクオカRuby大賞

フクオカRuby大賞は、県内ソフトウェア企業のビジネス促進や、世界に向けた福岡の拠点性の発信、世界へのRuby普及促進を目的として、平成20年度から毎年開催しており、今年度で15回目。過去には、(株)しくみデザインのプログラミング教育アプリ「スプリンギン」や、九州大学発宇宙ベンチャー(株)QPS研究所の「100kg級小型レーダー衛星」が受賞している。

【大賞受賞サービスの概要】

楯縫(たてぬい)プロジェクト」

  • 自動車用シートの縫い不良低減を目的に、mruby(※6)(mruby/c(※7))で制御可能な工業用ミシンのマイコンボードを開発。
  • 従来の制御方法では困難な、工業用ミシンのカスタマイズをmrubyにより実現。その結果、不良率を従来比80%低減。

【大賞受賞企業の概要】

JUKI(ジューキ)松江株式会社

設  立 昭和19年9月

代  表 代表取締役社長 柳岡 義秀(やなぎおか よしひで)

所 在 地 島根県松江市宍道町佐々布2207-1

資 本 金 9,000万円

事業概要 工業用ミシン・部品の生産、生産支援設備の開発・製造

【県知事賞受賞サービスの概要】(行政課題や地域課題等の解決に資する最も優れているもの)

weee() e(ウィー イー)契約」

  • 廃棄物業界に特化した電子契約・契約管理サービス。
  • 法で定められた産業廃棄物を処理する際の煩雑な契約書の締結業務や管理業務をITで簡単に安心して業務処理可能。
  • 産業廃棄物業界の契約業務効率化と環境分野へのサービス展開が期待される。

【県知事賞受賞企業の概要】

weee(ウィー)株式会社

設  立 平成27年9月

代  表 代表取締役社長 宗 大介(そう だいすけ)

所 在 地 東京都中央区銀座1-15-7

資 本 金 1,000万円

事業概要 IT技術を活用した環境サービスの企画・開発・運営・販売。

〇福岡県ITスタートアップビジネス大賞2023

福岡県ITスタートアップビジネス大賞は、県内の有望なITスタートアップを発掘し、そのビジネス展開を支援することを目的としたコンテストで、今年度が第一回目。

【大賞及び県知事賞受賞サービスの概要】

「看護師のスカウト型採用マッチングアプリ N/thestory(ジストリー)

  • 看護師専門の転職・採用マッチングアプリ。
  • サービスリリースから約半年間(2023年3月時点)で約1,900件のダウンロード。
  • 勤務地やシフト等従来の勤務条件に加え、看護師の「やりたいこと・学びたいこと」を踏まえて医療機関とマッチングすることによりミスマッチが減り、職場定着・離職防止に繋がることが期待される。

【大賞及び県知事賞受賞企業の概要】

株式会社thestory(ジストリー)

設  立 令和4年1月11日

代  表 共同代表 () 京子(かわ きょうこ)山本() 遼太郎(やまもと りょうたろう)

所 在 地 福岡県福岡市中央区赤坂1丁目11-20 8bit赤坂201

資 本 金 500万円

事業概要 人材紹介業


【 参 考 】

(※1)福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議

設 立 :平成24年7月

会 長 :一般財団法人Rubyアソシエーション 理事長 まつもと ゆきひろ

会 員  :839企業・団体(令和5年2月末時点)

主な事業:小中学生プログラミングコンテスト、フクオカRuby大賞、ITスタートアップビジネス大賞 等

(※2)Ruby

まつもとゆきひろ氏によって開発された、日本発のプログラミング言語。習得が容易で生産性が高く、Java(ジャバ)等他の言語に比べ約2~10倍の速さで開発が可能。国内では「クックパッド」「マネーフォワード」など有名Webサイトで使用。

(※3)ITスタートアップの支援

県ビジネスプロデューサーを中心とした「ビジネスプロデュース事業」や「福岡県スタートアップキャンプ」等により、県のITスタートアップ企業を支援。

・ビジネスプロデュース事業

スタートアップ支援で全国的に有名な福岡県ビジネスプロデューサー勝屋久氏をはじめとした専門家による製品への助言、資金調達支援など直接的指導を行う。

・福岡県スタートアップキャンプ

第一線で活躍する投資家や起業家を招いて、資金調達やビジネス展開など経営にまつわるノウハウを学ぶ機会を提供する県内起業家コミュニティ。

(※4)第34回「宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)」《予定》

開催時期:令和5年6月3日(土)~9日(金)(※開会期間中に入賞作品の展示を予定)

開催場所:久留米シティプラザ等

主 催 者:宇宙技術および科学の国際シンポジウム組織委員会、(一社)日本航空宇宙学会

イベント概要:地元機運醸成のための県民・市民向け宇宙関連イベントを開催

学会関係者を招待したレセプション、県内宇宙ビジネス関連のマッチング、学会来場者を案内するエクスカーション等を実施

(※5)スプリンギン

プログラミングの専門知識がなくても、お絵かきソフト感覚で、自分で描いた絵に、「属性」や「関係性」をアイコンで与えていくだけで、思い通りのデジタル作品が創りだせる、ビジュアルプログラミング教育アプリ。第10回フクオカRuby大賞において大賞及び県知事賞を受賞。

(※6)mruby(軽量Ruby)

福岡県内の産学官が連携して開発したプログラミング言語。生産性の高さはそのままに、Rubyに比べ省メモリ容量や低性能のCPUでも動作が可能なため、端末機器等への導入に注目されている。本県の九大発宇宙ベンチャー「QPS研究所」や、プログラミング教育アプリを提供する「しくみデザイン」がmrubyを活用してプログラムを開発する等、様々な分野で導入されている。

(※7)mruby/c

本県が開発したmrubyよりもプログラム実行時にメモリ消費量がさらに少ないことが特長。九州工業大学(田中和明准教授)としまねソフト研究開発センターが共同で研究開発を行っている。mrubyはIoT機器全般、mruby/cはセンサーなどのさらに小型な端末の組込み用途として開発されている。

記者提供資料 [PDFファイル/391KB]

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