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Wednesday, February 1, 2023

【開催中レポート】「page2023」リアル展① 産業用デジタル印刷機 ... - プリント&プロモーション

takmaulaha.blogspot.com

【2023年2月2日】「page2023」の展示会が2月1日、豊島区池袋のサンシャインシティで開幕した。
主催は日本印刷技術協会(JAGAT)。開催は2月3日(金)まで。

「page」は、印刷・メディアビジネスの総合イベント。毎年開催では日本最大級の印刷メディアビジネス総合イベントで、「page’88」から今回で34回目。
今回は統一テーマを、発注をつくるという意味の「創注」とし、122社(423小間)が出展している。
入場料は1,000円(税込み、Webによる事前登録で無料)。

展示内容は、プリプレスからポストプレスまで、印刷に関する機器やシステム、技術など多数。デジタル印刷機や関連するソリューション、後加工機も実機が出品されデモンストレーションを行う。

プリント&プロモーションではデジタルプリント関連を中心に会場を速報レポートする。

リアル展の事前登録は以下から
https://page.jagat.or.jp/cms/contact/invitation2023

【開催中レポート】「page2023」リアル展② 大判プリンタ&ガーメントプリンタ編 DTFブーム印刷業界にも⁉

レポート①

富士フイルムは、産業用プリンタ「Revoria Press PC1120」を展示している。
同機は最高出力速度が120ページ/分で、高生産性に加え、高画質、用紙汎用性がある。RGB画像の再現性を出力前に確認できるようになり、デザイナーの表現意図を忠実に再現する。AI機能は、画像の中の「人に焦点を当てる」などの調整を自動で行う。
トナーはCMYKの前後に2色を配置でき、ゴールドやシルバーなどのトナーを用意している。
担当者は「搭載するパターンは、シルバーとゴールド、クリアとゴールド、クリアとホワイトのパターンが多い」と話す。

キヤノン販売は「image PRESS V1000」を、省力化オプション付きで展示。除電や検査、センシングなど3つの機能を付与した。
除電ユニットは5月発売予定。除電ローラーイオナイザーで印刷の用紙張り付きを低減する。また、検査ユニットは全数検品を実現するインライン検査システム。汚れやスジ、位置ずれ、角折れなどの検出を、プリンタ出力速度を維持したまま実行できる。またイメージセンサーはQRコードのデコードや照合に対応する。

このほか、水性顔料プリンタimagePROGRAF GPシリーズでは、印刷プルーフを提案している。

大きな注目を集めたのは、日本製図器工業の階層型カッティングプロッター「MARUTI RAYER」。
世界初のシステムで、カッティングプロッター複数台を上下に積み上げている。これにより、場所を取らず複数データを同時加工できる。

開発者は「平面でなくスタックして配置することで、極小な工場環境でも設置できるようにした。また、カットした用紙は自動でトレイに積み上げられ、自動搬送でそこに人員を配置する必要がない」と解説する。
同社では、ARで設置先イメージをスマホから確認できるサービスも用意しており、アクセス用QRがついたカタログも配布している。

ホリゾンは理想科学工業の産業用プリンタ「VALEZUST2200」や自社の断裁機とロボットアームを組み合わせて展示。省力化や自動化を提案している。

実演は3つのユニットをスタックしているが、最少で2つから搭載可能。木尾本的に受注生産であるため、ユーザーの希望に合わせてプロッターの数や製品の形状を変更できる。

コニカミノルタは、「AcurioPressC14000」をメイン展示。
今回は、インライン検査装置「IQ501」やインライン自動裁断機「TU-510」などのオプションを接続してデモンストレーションしている。

また、印刷業界の受注増大の方策の一つとして、マーケティングオートメーション(MA)ツール「Printバル」を提案。印刷会社の顧客にMAツールにより、販売促進し、そこで生まれる印刷の需要につなげられるという。
このほか、印刷通販サイト作成ツール「in2site 」なども紹介した。

SCREEN GPジャパンは、工場を自動化する「スマートファクトリー」の提案をイメージ動画で行った。
「スマートファクトリー」は、印刷会社で進む高齢化や人材不足を解消する省力化ツール。 スキルレスな生産環境や、トラブルを誰でも解決できるオペレーション支援の新たな手法として注目されている。

コダックジャパンはデジタル印刷ソリューションをイメージ展示し、事例をサンプルで紹介している。

トーヨーテックのラベル用カッティングプロッター「DGR-350/PLUS」は、ロールtoロール対応。カッティング速度は900mm/秒で、ラミネーターや断裁機を取り付けられる。デジタルラベル印刷機の後加工用に昨年開発されたもので、IGASで発表された。

レポート②に続く

【開催中レポート】「page2023」リアル展② 大判プリンタ&ガーメントプリンタ編 DTFブーム印刷業界にも⁉


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