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Tuesday, November 15, 2022

国産産業用ドローンメーカーの「エアロセンス」が資金調達 - 創業手帳

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2022年11月14日、エアロセンス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

2015年8月にソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社と株式会社ZMPの共同出資により設立されたドローンスタートアップです。

国産ドローンの開発・提供や、ドローンを活用したセンシングなどとクラウドによるデータの処理・管理を組み合わせた産業用ソリューションの開発・提供を行っています。

最長50kmの航続距離を誇る垂直離着陸型固定翼ドローン「エアロボウイング」や、標定点を設置せずにi-Construction基準の測量制度に準じた測量ができるドローン「エアロボPPK」などを展開しています。

今回の資金は、ドローン各機種の製造・販売体制の強化、強固な事業運営体制の構築に充当します。

ドローンとは無人で航行する航空機のことです。ヘリコプターのようなプロペラを複数持つものや、飛行機のような固定翼を持つもの、遠隔で操縦するもの、AIによって自律的に航行するものなどさまざまなタイプのドローンがあります。

ドローンは高所での作業や、地上・海上といった広い範囲のデータの取得を、これまでよりも安価に安全に行うことができます。

さらに自律飛行が可能なドローンであれば、ドローンを飛ばすことに専門的な知識を必要としないため、より多くの現場で活用することが可能です。

とくにインフラ業界においては、高所や危険な場所でも安全に点検でき、さらに高度なセンサーなどを搭載することで、これまでは不可能だった点検が可能になるため、今後インフラ点検においては必須ともいえる道具になると考えられています。

ほかにも農業における農薬散布・農地の把握、物流における荷物の運搬、土木における土地の把握、災害時における情報収集など、その活用の幅は広く、市場の発展に注目が必要です。

エアロセンス株式会社のコメント

このニュースを受けまして、エアロセンス株式会社よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

調達した資金を活用し、製品群の製造や販売などの供給力を向上させていきます。

・今後の展望を教えてください。

多数の製品ライナップを揃え、企業や自治体が実施する点検や測量などの現場で活用いただくことで生産性の向上に寄与しながら、さらなる成長を目指していきます。

・読者へのメッセージをお願いします。

当社は高い技術力から生み出される国産ドローンを中心とするハードウェアとソフトウェアのソリューションを測量・点検・監視・物流などの分野で提供しています。今回の資金調達を機に事業を強化し飛躍していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ロボットやドローンの研究開発には潤沢な資金が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。

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