神事で使う麻糸などに加工される産業用大麻の活用を幅広く議論する「麻産業創造開発機構」(理事長・新田均皇学館大教授)の検討会が東京都内で2日開かれた。検討会には大学や企業の関係者ら約250人が参加。新田氏は「この分野のイノベーションには正確な知識の発信と企業などの交流の場が必要だ」と話した。この日は関係者によるシンポジウムなども行われた。同機構は今後、大学や企業関係者の研究開発や交流、普及に向けた啓発活動などを支援していく方針。