世界的な産業用ロボットメーカーの安川電機(北九州市)は業績が好調だ。2023年2月期決算は過去最高の純利益を見込む。電気自動車(EV)の工場向けなどへの出荷が伸びる。小笠原浩会長兼社長は、中国勢が独創性を発揮するまでに力をつけてきているとして、「競争相手をうならせる製品をつくらないといけない」と話す。
――EVなどの成長分野で受注が増えています。
「バッテリー、充電ステーション、モーターなど、海外のEV関連の市場は爆発的に大きくなっている。特に中国は日本の10倍とか20倍というイメージではないでしょうか」
――中国の自動車市場では1割がEVです。
「5年ほど前、中国でEVはどうなるのかと現地の人に聞くと、『いまのところ誰も買わない』と言っていました。当時は充電ステーションも少なく、いつ動かなくなるか分からない車には乗れないという評価でした。いまでは違います。広い国土ですが、都市部に限っては充電ステーションやバッテリー交換所がそこら中にあり、探す必要がありません。高速道路では、動けなくなった車を急速充電車が救いに行くそうです。毎月10万単位で関連施設が増えています。中国ではEV市場が確実にできてきています」
――日本はどうでしょうか…
からの記事と詳細 ( 産業用ロボットの安川電機社長 「競争相手は独創性を発揮する中国」 - 朝日新聞デジタル )
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