Pages

Monday, March 28, 2022

村井嘉浩宮城県知事 定例記者会見 3/28 - 河北新報オンライン

takmaulaha.blogspot.com

新型コロナで苦境に立つ観光業者や飲食店の支援策について説明する村井知事

 村井嘉浩宮城県知事の28日の定例記者会見での主なやりとりは次の通り。

 Q 新型コロナウイルスの感染「第6波」で売り上げが減少した事業者に対する支援策は。

 A 県民の皆さんに少しでもお金を使ってもらうための支援メニューを用意した。1人当たり1泊最大5000円を割引し、最大2000円分の地域限定クーポンを配布する「みやぎ宿泊割キャンペーン」は4月28日の宿泊分まで延長する。利用対象者の範囲も宮城、岩手両県に加え、4月1日から山形県に拡大する。

 今まで止めていた「認証店おうえん食事券」の利用も3月29日から再開し、4月30日までとする。販売は終了しており、新たな食事券の販売はしない。

 Q 県が上下水道と工業用水の20年間の運営権を民間に一括売却する「みやぎ型管理運営方式」が4月1日に始まる。

 A 一部誤った情報が流布されていて、県民の皆さんは「水道が止められる」「水質が悪くなる」と不安に思っている部分がある。あくまで上下水道も工業用水道も、県が管理している分については引き続き県が所有し、県が責任を持って管理する。今までも上下水道は民間に運営を任せていたので、外から見たら何も変わらない。

 これから人口が減り、節水型の家電が出てきて水を使わなくなる中で、運営を民間に任せ、水道料金を少しでも上げないで済むような形にしていきたい。

 地面の下の管路は、引き続き県が責任を持って維持管理、修繕をする。地面から上の浄水場、下水処理場、工業用水の施設は運営を民間に任せる。地面から上の部分に被害が一部出た16日の地震をテストケースとし、今回運営を任せる事業者と県とが一緒になってトレーニングをしたと聞いている。

 Q 鳥インフルエンザが発生した石巻市の養鶏場での防疫措置が28日、完了した。

 A 処分したニワトリは約3万3000羽で、かなりの数。県や石巻市、民間の計約2300人で24時間態勢を敷き、天気の悪い日もあったが処理を完了できた。

 まだ安心できるような状況ではないが、定期的にしっかり消毒をしながら、農林水産省から最終的なゴーサインが出るまで取り組みを進めたい。問題のあった鶏舎からは肉も卵も一切出荷されていないので、県民の皆さんには安心して肉や卵を食べてもらいたい。

関連リンク

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 村井嘉浩宮城県知事 定例記者会見 3/28 - 河北新報オンライン )
https://ift.tt/9GNYrdc

No comments:

Post a Comment