オープンなネットワーク環境に移行しつつある現在の制御システムは、新しいテクノロジーが普及するにつれて脅威の範囲が拡大し、その種類も多様化しています。これまでのセキュリティ対策はデータ保護が目的でしたが、現在注目されているのは、工場やインフラの中で制御用に利用されるシステムをサイバー攻撃から保護することです。つまり、工場の操業を止めない、あるいは意図的に危険なオペレーションをさせない対策が求められています。
その対策として実証されているのが、産業用制御システム向けサイバーセキュリティ認証「IEC 62443シリーズ」であり、テュフズードは本認証に関する各種サービスを提供しています。
このたびテュフズードは、独フエニックス・コンタクト社のPLC制御装置PLCnext Control(AXC F 1152、AXC F 2152、AXC 3152)に対し、IEC 62443-4-1 認証および IEC 62443-4-2認証*を発行しました。同社が本認証を取得するのは初めてです。PLC(Programmable Logic Controller)はファクトリーオートメーションをはじめ様々な機器・システムの機能拡張を可能にする制御システムであり、同社製のPLCnext Controlはオープンプラットフォーム向けに展開されています。今回のIEC 62443-4-1/4-2認証取得により、標準化されたセキュリティ基準が同製品に実装されました。
今後もテュフズードジャパンは、認証やトレーニングなどの各種セキュリティ関連サービスを通じ、国内におけるサイバーセキュリティ対策の促進に貢献していきます。
*各認証の項目および内容は以下の通りです:
- IEC 62443-4-1 制御機器メーカのセキュアな製品開発ライフサイクルの要求事項
- IEC 62443-4-2 制御機器にセキュリティ技術機能を実装させる要求事項
テュフズードジャパンの産業用制御システム向けサイバーセキュリティ(IEC 62443)認証サービスはこちら:
https://www.tuvsud.com/ja-jp/industries/manufacturing/machinery-and-robotics/iec-62443-industrial-security?utm_medium=cooperation&utm_source=website&utm_campaign=2022_phoenix-contact_na_jp_ps_css_lds_ts&utm_content=text-link_cs-prtimes
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