◎〔ロンドン金属〕工業用金属、年間３２％上昇（３１日午後５時現在） 投稿日時： 2022/01/01 08:56[時事通信社] - みんなの株式

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投稿:2022/01/01 08:56

　２０２１年のロンドン金属取引所（ＬＭＥ）の工業用金属相場は、０９年以来で最大の値上がりとなった。供給の逼迫（ひっぱく）と需要の増加で、特にアルミニウムとスズが堅調だった。
　１２月３１日の相場は強弱まちまち。クリスマス休暇で取引も低調だった。
　銅、アルミ、ニッケル、亜鉛、鉛、スズで構成されるＬＭＥ指数は２１年に３２％上昇。２０年は２０％上昇だった。
　ＩＮＧのアナリスト、ウェンユー・ヤオ氏は「新型コロナウイルスの世界的流行から需要が力強く回復した一年だった」と指摘。「ほとんどの金属相場は需要超過に転じた」と述べた。
　「２２年に目を向けると、正常化の一年になると見込んでいる。需要の伸びは落ち着くだろう」との見方を示したが、短期的には供給制約で価格は高止まりするだろうとも付け加えた。
　銅３カ月物は前日同時点比０．３％高のトン当たり９７２０．５０ドル。年間では２５％上昇した。
　アルミ３カ月物は０．４％安の２８０７．５０ドル。年間では４２％上昇だった。（ロイター時事）
［時事通信社］

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