
インテリアデザイナー、袴田広基が今年5月に立ち上げたデザインスタジオ〈STUDIO ROW〉。初プロダクトとなる照明15種類が、10月29日まで渋谷の〈elephant STUDIO〉で展示中です。 【フォトギャラリーを見る】 国内外でインテリアデザイナーとして活躍する袴田広基が、プロダクトに焦点を当てたデザインスタジオ〈STUDIO ROW〉を設立。幅広いジャンルの素材の組み合わせを得意とし、素材の新たな価値を見出すプロダクト作りを行う。今回、初のプロダクトとして15種類の照明を発表した。 スタジオのアイコン的照明《ROW》は、普段目にすることのない工業用のメッシュパイプが用いられている。袴田が偶然、自身の道具箱に眠っていたパイプを見つけたことから着想したという。メッシュパイプの横軸は全てが一本のステンレスでできており、縦軸の支柱にとぐろで巻きついている構造だ。光が美しく広がる網目の広さをミリ単位で調整し、ほのかな灯りの魅力を最大限に生かしている。
ほかにも日本の伝統工芸品である「組紐」使用したプロダクトも。「縁を結ぶ」「人と人を結ぶ」などの意味が込められている組紐だが、今回130年以上にわたり組紐を作り続ける老舗工房とタッグを組み、2本の紐で光源をかけて使う《MUSUBI》シリーズを制作した。
今回発表されたプロダクトは10月29日まで渋谷の〈elephant STUDIO〉にて展示されている。空間全体を設計するプロフェッショナルとして、素材を知り尽くしたインテリアデザイナーだからこそ作り出せるユニークな作品が揃っている。
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からの記事と詳細 ( 新たな異素材の融合に挑む〈STUDIO ROW〉の照明。(Casa BRUTUS.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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