◆東京五輪 野球 決勝 日本2―0米国 (7日・横浜スタジアム)
侍ジャパンが悲願の金メダルを獲得した。公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪以来37年ぶりで、正式種目としては初の快挙を成し遂げた。3回に村上(ヤクルト)のソロで先制。8回に吉田正(オリックス)の中前安打に相手失策も絡んで貴重な2点目を奪った。投げては森下(広島)、千賀(ソフトバンク)、伊藤(日本ハム)、岩崎(阪神)、栗林(広島)の5投手が無失点リレーでつないだ。
稲葉監督は涙を流し、5度横浜の夜空に舞った。5連勝でつかんだ頂点を「いやもう、最高ですね。みんな本当に一生懸命やってくれて、そういう思いが最後にぐっときました」とホッとしたように振り返った。無観客試合での試合となったが「本当にみんなが頑張ってくれましたし、テレビの前で沢山の方が応援して下さいましたし、サポートして下さった方もいますし、本当にみんなでつかんだ勝利だと思います」と頭を下げていた。
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