碧海信用金庫(愛知県安城市)は二十五日、中小規模のメーカー向けに、生産現場の省人化や効率化に役立つ産業用ロボットの導入を後押しするオンラインセミナーを開いた。ロボットなど自動化設備に詳しい企業や大学、愛知県の関係者三人が、活用事例や行政の支援策を説明した。
名古屋工業大(名古屋市)の荒川雅裕教授は、人の近くで作業する協働ロボットなどを紹介した。「場当たり的な導入では費用がかさみ、うまく運用できない」として、導入を検討する前に工場の強みや既存設備の配置を分析し、ロボットに任せる仕事を見極めることが重要と強調。設備を自社で改良したり、効率的に動かしたりできる人材を育成する大切さも訴えた。
自動車部品や食品など地元メーカーの経営者ら八十二人が聴講した。
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