「ダムカード」など公共施設をＰＲするカードが各地で人気を集める中、道は工場などに水を供給する「工業用水道」の施設を紹介するカードを作成し、事業の理解促進につなげたい考えです。
道企業局が新たに作成したカードは、コンクリートの製造工場やクリーニング工場などに水を供給している札幌市東区の浄水場「石狩湾新港地域工業用水道」の施設の全景を写した写真がプリントされています。
縦６センチ、横９センチほどで、カードの裏では施設の規模や設備、水の処理方法が紹介しています。
道はこのカードを３０００枚限定で作成し、３月１日から石狩市の石狩観光協会で希望した人に無料で配ることにしています。
道内には道営の「工業用水道」の施設が合わせて３か所あり、登別市にある「幌別ダム」は平成２７年から、苫小牧市にある「苫小牧地区工業用水道」はおととしからそれぞれカードを作成していて、「幌別ダム」のカードはこれまでに３回増刷するほど人気が集まったということです。
道企業局工業用水道課の高橋祐次主幹は「カードをきっかけに実際にその場所に行ってもらい、産業に重要な役割を果たす『工業用水道』への理解を深めてもらえたらと思います」と話しています。
からの記事と詳細 ( 工業用水道施設 新カードでＰＲ｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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