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Saturday, January 9, 2021

井岡一翔の「タトゥー問題」で、JBCが犯した「決定的な大失敗」 - 現代ビジネス

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JBCの「答え方」の問題

プロボクシングの世界チャンピオンである井岡一翔の左腕にある入れ墨が大きな騒ぎになっている。実のところ、これは日本ボクシングコミッション(以下JBC)の大失態である。それは入れ墨のある井岡をリングに上げたことではなく、JBCの安河内剛事務局長がデイリー新潮の取材に対し、「ルール違反は明らかで、現在、対応を検討中です」と答えてしまったことである。

この返答を受けて、デイリー新潮は『井岡一翔、「タトゥー」で処分へ JBCは「ルール違反。対応検討中」』として報じ、世間は「入れ墨を入れた井岡が処分される」という認識、つまりは井岡が問題を起こしたという話になった。

井岡一翔(写真は2019年のもの)〔PHOTO〕Gettyimages

それがなぜ大失態かといえば、ボクシング界において「入れ墨禁止ルール」は近年、撤廃したほうが良いものとして捉えられていたからである。要するにJBCは、現在の方針とは噛み合わない答え方をして批判を浴びているのである。

この返答が「ファンデーションで隠す措置をしたはずが剥がれてしまったので、今後はルール改正も含め、そういう場合の対応を協議する」程度にしておけば、不可抗力のミステイク程度に終わったが、答え方を誤って、騒ぎを自ら大きくして首を絞める結果になっている。

「ボクシングの試合ルールで入れ墨が禁じられているのに、井岡はJBCによりリングに上がることを許されている」と批判する向きもあるが、入れ墨を理由にプロモーターとテレビ局が組んだ井岡の試合を拒否することなど、たかが業界団体のコミッションには難しい判断だ。その点において、この見方は誤っている。

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