ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は、ロボットトイ「toio」(トイオ)専用タイトル第7弾として2020年11月19日(木)に発売した『大魔王の美術館と怪盗団』をテーマに、最先端の技術をもつ企業との対戦コラボレーション企画「無人ロボットボードゲーム対決」スペシャルサイトを12月15日に公開した。
『大魔王の美術館と怪盗団』は小型のキューブ型ロボットがキャラクターとなりゲームを進行し、複数のプレイヤーでワイワイ楽しめる新感覚のボードゲーム。同企画では人の手のように自在に動く超高性能ロボット“D-Cell”で『大魔王の美術館と怪盗団』の盤面での操作をすべておこない、小回りと正確な絶対位置検出が持ち味のキューブ型ロボット (toio)に小型カメラをのせて撮影を実施。
ゲームプレイヤーにはボードゲーム大好きのV-Tuber「おめがシスターズ」が参戦。対するは製造業大好きおじさんYouTuberのあまのっちさんとtoio開発者の一人であるSIE 田中章愛氏といったロボット技術者チーム。それぞれがリモートで超高性能ロボット“D-Cell”に指示を出し、ガチのボードゲームの真っ向勝負を無人で繰り広げた。
【業務用ロボットアームでボドゲ遊んでみた】
toio『大魔王の美術館と怪盗団』プロモーション動画
超高性能ロボット「D-Cell」とメイキング動画
D-Cellは独自のメタルフレーム構造でアンカーレース設置とロボットの高速化を両立した汎用ロボットパッケージ。ロボットの乗せ替えで組立、外観検査、塗装など様々な用途に対応する他、シグナル、ブレーカー、アンカーなど多数のオプションで様々な場所への設置・リユースが可能。IP57の防塵、防滴、防汚性能を持つ。2021年春の一般販売に向けDENSO社内工程における実証試験中。
以下の「メイキング動画」では機構設計と電気設計の技術者2人がD-Cellをどのように動かすか、大変だったことなどの裏話が語られている。
【メイキング動画】
「無人ロボットボードゲーム対決」の背景
予想もしなかった出来事がたくさん起きた2020年。なかなかボードゲームを囲んでワイワイとプレイすることも難しい状況におかれている。そんな特別な1年だったからこそ、タイトルのプロモーションも今までだったらきっと思いもつかなかったことをやってみよう!という理由から「無人ロボットボードゲーム対決」が実現。
toioチームのエンジニアリングチームと日本の誇る最先端のロボットハイテク企業・開発チームがコラボレーションし、年末ならではの“大人の本気(ガチ)&最先端技術の超絶無駄遣いエンターテイメント企画”を作り上げた。
以下、企画への想いをコメントで紹介。
・ロボット機材提供:株式会社 DENSO
ふざけてるんだよね?のノリで始まった会話に気が付いたら巻き込まれていました。しかしながら、汎用パッケージD-Cellならではの利便性“ならべる・つぎたす・組み替える”でtoioチームの無理難題に即座にお答えさせて頂きました。“自動化をより手軽に“のコンセプトD-Cellを来春お届けします。
・撮影協力:Team Cross FA
※なお、申し遅れましたが、Team Cross FAは、製造業のDXから生産ラインの開発・実装までを包括的に支援するコンソーシアムでございます。
・ロボット操作・撮影協力:日本サポートシステム株式会社
社員が楽しくワクワクできるような環境作りを絶賛推進中のJSSにとって今回の企画はまさにぴったり!撮影場所のつくばベースは「船のデッキ」をイメージして作られたエリアですので、怪盗団はその後大海原に乗っていったことでしょう。ロボット操作は正確性とスピード性の両方が重要でしたが、果たして本番ではうまく動いているか??ロボットSIerとしてこれからも世界No.1のファクトリー・イノベーターを目指し続けます。
ロボット機材・ボードゲーム提供・撮影主幹:ロボットトイ「toio」(トイオ)
“あそびとまなび”だけでなく、超優秀なカメラマンとしてのtoioにもご注目下さい。(お仕事募集中)
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