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Saturday, October 31, 2020

統一王者井上尚弥、防衛戦に挑む/世界戦速報中 - ボクシング - ニッカンスポーツ

takmaulaha.blogspot.com

<ボクシング:WBA、IBF世界バンタム級タイトルマッチ>◇10月31日(日本時間1日)◇米ラスベガス・MGMグランド

WBA、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(27=大橋)が、WBA同級2位ジェーソン・モロニー(29=オーストラリア)に7回KOで防衛に成功した。

7回終盤に右パンチを出してきたモロニーに対し、井上が右のストレートを相手の顔にヒットさせ2度目のダウンを奪った。


◆WBA、IBF世界バンタム級タイトルマッチ


井上尚弥 7回KO × モロニー

【7回】

動きの戻ったモロニーに対し、井上はガードの間を狙った左ジャブをヒットさせてペースを握り続けた。距離感をつかみながら、モロニーの動きを見極め、終盤にカウンターの右ストレートで2度目のダウンを奪った。10カウントが数えられ、KO勝ちを収めた。

【6回】

1分すぎに井上が絶妙なカウンターの左フックでダウンを奪った。何とか足を使って動くモロニーに対し、中盤以降はガードを下げて様子を見ながらボディーストレートを繰り出した。

【5回】

序盤はロープを背負う展開となった井上は右フックを浴びたが、集中力は途切れない。ワンツーから左ボディーのダブルと4連打で反撃し、タイミング良い右ストレートも浴びせた。

【4回】

接近戦が多くなる展開にに井上はアッパーを多く使った。パンチを打とうとする相手より先にワンツーや右ストレートを打ち込み、足を使っていたモロニーの左目上が赤く染まった。

【3回】

踏み込んでパンチを打ち始めた井上は接近戦から右ショートをモロニーの顔面を狙った。左、左、右の3連打もみせ、モロニーのボディー攻撃やフックも冷静に対処した。

【2回】

前に出て左ジャブでリズムをつかんだ井上はチャンスに右ストレートを浴びせた。足を使ったモロニーに対し、プレスをかけて攻め、最後はカウンターの打ち合いで終わる。

【1回】 

井上がプレッシャーをかけながらスピードある左ジャブで距離感を図った。相手ガードの上からワンツーと放った。モロニーの左フックを浴びたが、冷静に対処した。

計量をクリアした井上尚弥(左)と挑戦者のジェーソン・モロニー(大橋ジム提供)
計量をクリアした井上尚弥(左)と挑戦者のジェーソン・モロニー(大橋ジム提供)

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