日東電工が27日発表した2019年4～12月期の連結決算（国際会計基準）は、純利益が前年同期比30%減の426億円だった。スマートフォンの製造工程で使われる工業用テープの需要低迷などが響いた。
売上高にあたる売上収益は9%減の5707億円、営業利益は28%減の601億円だった。工業用テープの事業はスマホを含む電子部品向けの需要が減ったほか、自動車生産の減速も重なり同事業の営業利益は28%減の198億円だった。スマートフォン向け液晶偏光板などを含むオプトロニクス事業も減収減益だった。
20年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上収益は前期比7%減の7500億円、純利益は22%減の520億円を見込む。
併せて発行済み株式数（自己株式を除く）の5.74%にあたる900万株、500億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。取得期間は2月3日から7月31日までを予定する。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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January 27, 2020 at 02:35PM
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日東電の4～12月期、純利益30%減 スマホ向けなど需要低迷 - 日本経済新聞
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