働く人に役立つプラスアルファな考えに注目する「αism」。
専業主婦の強みを生かす、そんなベンチャー企業がある。
若いエンジニアが集まる「ものづくりベンチャー」のオフィス。
ここに新しく正社員として入った1人の女性がいる。
女性は、「専業主婦をしていました」と話す。
人材不足が深刻になる中、今、ベンチャー企業が専業主婦に熱い視線を送っている。
次世代の通信技術を手がける東京大学発のベンチャー企業「ソナス」。
従来の無線通信より省電力で途切れにくい技術を開発。
工業用として需要が伸びている。
業績が上がる一方、経営者の頭を悩ませているのが“人材の確保”。
そこで、即戦力として専業主婦の採用に踏み切った。
ソナス・大原壮太郎社長は、「われわれに教育コストが払えないところもあり、即戦力が必要になってくる。主婦層はその1つの選択肢」と話した。
仕事を離れ、専業主婦となって5年の武田朋恵さん(36)は、「無線通信って何のことだろうと。ピンとくるものが全くない状態だった」と話した。
ものづくりの知識は全くない武田さんだったが、ベンチャー側が注目したのは...。
ソナス・大原壮太郎社長は、「社会人としての立ち振る舞いから始まり、ビジネス感覚がある人というのは(社員としての)スタートが違う」と話した。
かつて、大手の新聞社に勤務していた武田さんの経歴に注目し、広報担当に抜てきした。
エンジニア中心の若手ものづくりベンチャーにとって、ビジネスマナーを身につけた武田さんは、まさに即戦力だという。
若手エンジニアは、「武田さんのところに聞きに行くことが多いが、やさしく教えてくれる。困ったときにすぐに助けてくれる」と話した。
一方、ベンチャーという職場は、子育て中の武田さんにも大きなメリットがある。
武田さんは、「ベンチャー企業ならではの働き方に柔軟に対応してもらえること。(今は)1日6時間の時短勤務だけど、子どもの成長に合わせて、ちょっとずつ時間を延ばしていきたい」と話した。
ライフスタイルに合わせた勤務条件について、直接、経営者と相談できるのがベンチャーならではの働きやすさだという。
武田さんとベンチャー企業を結び付けたのは、人材会社が主催したマッチングイベントだった。
この日も、再就職を希望する主婦向けのセミナーが開催されていた。
セミナー講師は、「ベンチャー企業の場合は誰にでもチャンスが回ってくる。『やりたい』と手を挙げれば、誰でもチャレンジできる環境がある」と話す。
人材会社「Waris」では、毎月セミナーを開催し、参加した主婦に、再就職先としてのベンチャー企業のメリットを伝えている。
参加した主婦は、「(ベンチャー企業は)関わり合いがないと思っていたが、再就職を探している女性にも、門戸が開かれていると知り、非常に興味深かった」と話した。
人材が流動化する中で、あらためて注目される“主婦の力”。
Waris・小崎亜依子プロデューサーは、「主婦や子育てを経験した人は、コミュニケーション能力や忍耐力も高い。『こんないい事例がありますよ』と見せていくことで、(マッチングの)市場はもっともっと拡大するのではないかと考えている」と話した。
"工業用" - Google ニュース
December 07, 2019 at 03:00AM
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