セブン&アイ・ホールディングス(HD)が独自開発したスマートフォン決済サービス「7pay(セブンペイ)」を9月末で終了することを受け、セブン-イレブン・ジャパンが、全国の加盟店に1万円相当のクオカードを配る方針を決めたことが15日、分かった。今月中にも実施する。
セブンペイの不正利用発覚後、加盟店はセブン-イレブン本部からの指示や客からの苦情などの対応に追われた。今回のクオカードの配布は本部側からのおわびの意味合いが強く、セブンペイ問題に関する加盟店への支援策は他にも検討しているという。
セブンペイは7月1日、セブン-イレブンでの支払いに使えるスマホ決済サービスとしてスタート。ただ、セキュリティー対策を怠った欠陥が突かれ、直後から不正利用の被害が相次いだ。被害者への補償や9月末のサービス終了など、セブンペイ問題の終結までには相応の時間がかかることから、加盟店への支援が必要と判断したとみられる。
2019-08-15 13:20:00Z
https://www.sankei.com/economy/news/190815/ecn1908150028-n1.html
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